「コロッセオ」,「フォロ・ロマーノ」
巨大遺跡として世界の名所の「ローマ」。直径8KMという小さな街ですが、その中には、とてつもなく大きな古代の遺跡、数々の歴史の舞台となった教会や城館、ルネッサンス文化の芸術化たちが語る美術館など、どこを歩いても過去の偉業たちにであう街なのです。ローマは、戦争で街がひどく痛むことはなかったので、こういった古い建造物が今でも、はっきりと残されているのです。
伝説によると、紀元前753年に雌狼に育てられたロムルスとレムスの双子がローマを建国したと伝えられています。実際には、紀元前10世紀頃に、「パラティーの丘」を中心としていくつかの部落が存在し、これらの部落がやがて統合し、ローマが生まれたのです。これが、紀元前8世紀頃といわれています。
ローマの歴史の深さ、街の偉大さを痛感します。 |
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バス
ローマは、遺跡建造物の多い街なので、そういった建造物の影響で、都市開発はあまり進んでいません。ヨーロッパの都市は、どこでも地下鉄は発達している方なのですが、ローマは地面を掘り起こすなどということは、古代遺跡に傷を付けることになるのでとても出来ません。ですので、ローマの地下鉄は2路線だけしかないのです。2路線しかない地下鉄は、1日中利用者でいっぱいです。それをカバーするかのように、バスの運行は発達しています。ローマの市内ほぼ全域を網羅し、運行数10分間隔、運行時間も深夜0時までというふうに、また、中には「Notturno」というバスは、地下鉄の終了後0時30分〜5時30分までの間でも運行しているバスもあるほどなのです。
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地下鉄
2路線しかない地下鉄が、1日中利用者でいっぱいであれば、ショッピングセンターの連なる地下街もたくさんの人でにぎわっています。2路線が交わるのは路線の中心部「テルミニ駅」だけなのですが、そこには地下街もあり、たくさんのショップが存在しています。
その中に、スイスのメーカーですが、「LINTZ」(リンツ)というチョコレートショップを一つ見つけました。 |
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「コンドッティー通り」
ローマの街並みは複雑で、小さな通りはたくさんあり、その方向も一定ではありません。これは、「コンドッティー通り」で、突き当たりは有名な「スペイン階段」にでる通りです。ゲーテやワーグナーが溜まり場にしたといわれるスペイン広場周辺は、今ではローマ随一のショッピング街。このあたりの通りには、一流ブランドや画廊、高級骨董店が密集しています。
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