France Provence【Aix-en-provence】 2022 Noël 《Pâtisserie》《Chocolaterie》
【Riederer】リーデレ


2022 Noël

とっても有名な人気の、老舗パティスリー

1780年に、スイス人の「Franz-Riederer(フランツ・リーデレ)」によって設立された、エクスアンプロバンスの有名な洋菓子店、Pâtisserie・Chocolaterie(パティスリー・ショコラトリー)の『Riederer(リーデレ)』です。このお店は、エクスアンプロバンスの街の中心、市役所の近くにあり、Salon de thé(喫茶店)も併設。とても人気で行列が出来ていることもあるようです。
250年近くも前に、エクスアンプロバンスでスタートされたお店ですが、ずっとこの場所にあったわけではなく、何度か移転され、10年ほど前に、オーナーも変わられているようです。
・・・長い歴史の中、お店が移転、変化を重ねても、受け継がれた街の人気のお菓子屋さん『Riederer』は変わらず、有名な人気店のまま・・・です。現在は、エクスアンプロバンスやマルセイユの界隈に、4店舗あり、プロヴァンスの人々の有名なお菓子屋さんです。
店内には、フランスの地方のPâtisserieならでは・・・、オリジナルのその地域性も取り入れた、丁寧に手作りされたフランス菓子の数々が並びます。


2005

コンフィズリー「RIEDERER」リーデレ

ミラボー通りの先端からの小道を少し入ったところに、ガラス張りの明るい感じのお菓子屋さんがあります。
お菓子は、南仏らしいコンフィズリーを中心とした、チョコレートや、ケーキなどのお店。特に、お菓子の色鮮やかさや、デザイン、味には、独創的な感じを受けるところがあり、エキスアンプロバンスの町らしさを感じます。
「Croq' praline」といって、「croquant(クロッカント)」と、「praline(プラリーヌ)」を併せたようなお菓子は、ちょっと他ではあまり見ない、珍しい、美味しさです。
意味は、そのままいくと、「カリカリのプラリネ」です。「praline」は、通常よく言われるのは、ベルギー方言での、柔らかいガナッシュの入ったチョコレートボンボンであることが多いですが、フランスでは、「プラリーヌ」と言って、こんがり焼いたアーモンドにカラメル状の砂糖をからめたものをいいます。この「Croq' praline」は、フランスで言う「プラリーヌ」、カリカリの中は、チョコレートでいうプラリネのような、柔らかいガナッシュのようなクリーム状のものが入っています。とても美味しい発見です。


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