Pays-Bas Amsterdam 編


【アムステルダムの運河】

 北のベニスとも呼ばれる“水の都”アムステルダム。大小165の運河と1300あまりの橋、 運河に沿って並ぶ古いレンガ造りの家、ハウスボート。この風情は、アムステルダムの街独特の風情です。

 中でも『マヘレのハネ橋』は、17世紀に造られた、木製のハネ橋。当時、近くに住んでいたマヘレ姉妹が、人々の便宜を思い造った橋なので、その名が付けられたそうです。今は電動になっていますが、数年前までは17世紀当時のままに、手動で開閉されていました。夜のイルミネーションが、運河に映り込む光景が、非常に人気を呼んでいます。

 『ハウスボート』は、アムステルダム独特のもので、運河にひしめくように、係留されています。このハウスボートは、実際に人々が生活しており、アムステルダム内に約2500ほどあるといわれています。住宅難のために市が家賃に相当する係留料を徴収する代わりに、ボートを持ち込んで生活することを認めているそうです。
ボート内は、一般の住宅と変わりなく、家具やキッチンもあり、こだわりで設計やデザインし、オリジナルのハウスボートを造り、優雅な水辺の生活を楽しむ人も多いそうです。

アムステルダム市内に残された風車。
(今は、1階がパブになっています。)
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『マヘレのハネ橋』
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運河に沿って並ぶレンガ造りの家とハウスボート。
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