Pays-Bas Amsterdam 編


【アムステルダム中央駅】

 アムステルダム中央駅は、東京駅のモデルにもなった事で有名ですが、これは、1889年に完成しました。
 堂々とそびえ立つ駅舎は、東京駅と同じく、中央入口の両側に塔があり、向かって右側が時計台。左側は、針がいつも上下している、風向計。
 オランダでは教会の塔の上にも風見鶏が付いており、帆船、風車と常に風を利用してきたオランダ人にとって、風向きを知ることは時を知るのと同じくらい大切だったようです。
頑丈にそびえ立つ駅舎ですが、駅が出来た当時、この辺りは海の入江であったところに、人工の島を3つ造り、8000本以上の杭を打ち込んで、その杭の上に立っているのが中央駅です。建造物の技術に、驚かされます。

 中央駅前は、バスのターミナル。循環バスやツアーバスが行き交い、旅行者や大道芸人など、多数の人々でいつも賑わっています。

街中行き交う『ダブルデッカー』
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