フランスであることが信じられないほど、ローマの遺跡が多い町『アルル』。アヴィニョンから、急行の鉄道で20分ほどの、小さな町です。ローマ帝国時代から商業都市として栄え、「古代劇場」や「円形闘技場」などの、数多くの世界遺産の史跡を残しています。
　スペインやイタリアを思わせる、オリーブオイルをたっぷり使った南仏料理。ゴッホがオランダ人であることを忘れてしまうほどの、ゆかりの地。この、異国情緒に満ちた町は、多くの芸術家たちを魅了しました。

　そして、古代のロマンを残す、中世時代の町は、小さいながらも毎年数多くの観光客を集め、闘牛で有名な復活祭や、プロバンス地方の民族衣装を競うパレード、大規模な写真展など、静寂な町に活気が溢れます。

市庁舎、サン・トロフィーム教会などに囲まれた「レピュブリック広場」 ▲クリックで拡大します。▲	ローマ時代の『円形闘技場』 ▲クリックで拡大します。▲
	紀元前25年頃に建てられた『古代劇場』 ▲クリックで拡大します。▲