【サグラダ・ファミリア聖堂】
「サグラダ・ファミリア聖堂」は、バルセロナの代表的な世界遺産のひとつです。1882年に、サン・ホセ帰依者教会の本堂として着工し、翌1883年には初代建築家ビリャールからガウディに引き継がれました。晩年キリスト教徒だったガウディは、この教会の建設に後半生のすべてを費やしました。〜そして、ガウディは、80年近く前に、他界されましたが、その後、今現在も、建設中です。〜
ガウディが完成させたのは、東側の「誕生のファザード」とその4本の鐘桜。自然・写実主義が徹底され、キリストの降誕を描く彫刻は、石で出来たとは思えないほどの出来栄えです。内戦でかなり傷付けられましたが、日本人の彫刻家外尾悦郎氏によって修復されました。
西側の「受難のファザード」は、ガウディの死後に建設されたもので、完成すると、全部で18本の鐘桜の塔がそびえる予定です。
地下の展示場には、建設に至った当初の様相から、完成図、完成の模型などが飾られています。また、聖堂の内部も、石の彫刻、ステンドグラスなど、ガウディを代表とする「モデルニスモ様式」を象徴する建築となっています。
<p> 完成予定は、2025年などと言われていますが、現在予定よりも急ピッチで、建築を進められているそうです。
「生誕のファザード」側
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完成図
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