バルセロナの町の南西部にそびえるのは、標高173mのモンジュイックの丘。1929年に開催された万国博覧会を機に開発され、1992年のバルセロナオリンピックのメイン会場となりました。広大な公園内に美術館や博物館、スポーツ施設が点在し、市民の憩いの場所となっています。

　モンジュイックは、スペイン広場を拠点とし、巨大な見本市会場、カタルーニャ美術館、スペイン村へと続きます。そして、すこし丘を上がると、オリンピックのメイン会場として使われた「オリンピック・スタジアム」や「サン・ジョルディ・スポーツ館」があり、さらに丘を入ると「ミロ美術館」があります。その先に、ゴンドラの乗り場「パルク・モンジュイック駅」があり、そのゴンドラに乗って10分ほど上がると、丘の頂上にある「モンジュイック城」へ行くことが出来ます。モンジュイック城は現在、「軍事博物館」となっています。この丘の頂上から見下ろすバルセロナの眺めは、格別な魅力を感じます。

モンジュイックの丘からのバルセロナの町並み ▲クリックで拡大します。▲	「オリンピック・スタジアム」 ▲クリックで拡大します。▲
	「スペイン広場」の象徴 ▲クリックで拡大します。▲