Duomo[ドゥオーモ]
Santa Maria del Fiore([サンタ マリア デル フィオーレ]花の聖母寺)とも呼ばれるフィレンツェの象徴です。白と、緑とピンク色の大理石で装飾され、ずしっとした量感、すべてがととのったバランス、優雅さに満ちた、イタリア的なゴシック建築です。ブルネッレスキによる壮大なクーポラを頂く様は、当時のフィレンツェの気運を表しています。
この辺りは、世界中からの観光客がいっぱいで、ドゥオーモの中は、見学できるようになっておりますが、とにかくこの近辺周辺は、多国籍のすごい観光客で、見学待ちの列は長蛇でした。
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ジョットの鐘楼
ドゥオーモの横にすらりと建つゴシック様式の鐘楼です。13世紀ジョットとA.ピサーのによって建設が始められました。これも、ドゥオーモと、同様3色の大理石による装飾で覆われ、この繊細なレリーフはイタリアでもっとも美しい鐘楼だと言われています。高さ85mの塔の上には、内部の石の階段(約500段)で、最上部と、中間部の位置まで上る事ができます。(入場料1万リラ=約¥550〜¥600)塔の上まで上ると、ドゥオーモのクーポラも間近に見ることが出来、さらに大きさが実感できます。また、フィレンツェの街が一望出来ます。
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ジョットの鐘楼から見下ろしたドゥオーモ |
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ウフィツィ美術館
世界最古の美術館で、コレクションは、質量共に、イタリア最高のものです。建物は、15世紀中頃、行政機関を集結するために、街のほぼ一区画をすべて取り壊して建てられました。川に近い砂地のために、大きな建造物を建てるのは難しく、これが初めてのコンクリート工法だと言われています。このウフィツィ美術館をはじめ、フィレンツェにはたくさんの美術館があり、古代の彫刻や、作品が飾られています。どの美術館もかなりの人気で、予約をとっても、2〜3日後までいっぱいなのは当然の事となっています。
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ヴェッキオ橋
フィレンツェで最古の橋で、橋の上には、ウフィツィ美術館から、ピッティ宮を結んだヴァザーリの回廊が通っています。第二次世界大戦でドイツ軍からの爆破を免れた唯一の橋となっています。しかし、現在のものは、一度、13世紀の初め洪水で壊れた橋の代わりに建てられたものです。3つの緩やかなアーチがアルノ川にかかる姿が美しいと言われています。
この立て代えられた頃、橋の上に商店が並ぶようになり、15世紀には肉屋が軒を連ねるようになりましたが、悪臭を放つようになり、16世紀の終わりにフェルディナンドが、肉屋をすべて立ち退かせて、貴金属と宝石商が集められ、その宝石・貴金属店の軒が、現在に至っています。
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歴史と文化の街、世界的な観光都市のフィレンツェには、チョコレートショップを見つけることが出来ませんでした。
ヨーロッパの街を訪れる中で、チョコレートショップを1店舗も見つけられなかったことは無く、とても残念でした。 |