『La magie de noël』
〜コルマールのクリスマスマーケット 2018
Noël
『Colmar “La magie de noël”』
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◆コルマールのクリスマスマーケット
フランスで、クリスマスマーケットの本場といえば、アルザス地方ですが、中でも、コルマールは、アルザス地方で最も光輝くクリスマスマーケットと言われておりとても人気です。
実際、2018年度の「Best Christmas Markets in Europe」(ヨーロッパのベストクリスマスマーケット)で、ストラスブールを抑え、2位に選ばれました。(ちなみに、1位はクロアチアのザグレブ、同じフランスのストラスブールは、5位でした。)
コルマールの可愛らしい街並みは、街全体がクリスマスの雰囲気になり、あたたかな光で満たされます。そして、その街に溶け込むように、クリスマスマーケットが開かれます。
コルマールのクリスマスマーケットは、「L’art et la tradition」(芸術と伝統)をキーワードに、旧市街地に、それぞれの特徴を持った5つのクリスマスマーケットが開かれます。そしてこのクリスマスマーケットも含め、イルミネーションや、クリスマスのグルメ、ショーや様々なイベントが、「La magie de noël」(クリスマスの魔法)をテーマに、繰り広げられます。
『La magie de noël』のマーケットMap |
●『Place des Dominicains (プラス・デ・ドミニカン)のクリスマスマーケット』
ドミニカン教会広場に広がる、約60の屋台のクリスマスマーケット。ドミニカン教会は、14世紀に建てられた、ステンドグラスが綺麗な教会で、屋台のデザインは、この教会から取り入れられています。それは、屋台の屋根にある三角形の飾り。教会の窓をかたどった飾りで、夜になるとその三角形の部分に明かりが灯り、教会の窓を思い起こさせます。主に、自宅のクリスマスツリーを飾る宝飾品や小物などを、取り扱っているマーケットです。
教会から取り入れられた屋台のデザインの
『Place des Dominicains クリスマスマーケット』
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屋根の三角形の飾りは、教会の窓をかたどった飾り。
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木組みの家とイルミネーションカラー、
真っ白なツリーが、何気なく、フランス的・・・。
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可愛く、綺麗なフォルムの飾りも、とても、フランス的。
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●『Place Jeanne d'Arc(プラス・ジャンヌ・ダルク)のクリスマスマーケット』
アルザスの伝統的な木組みの家風の屋台や塔が建ち、マーケット全体を、あたたかな雰囲気の、アルザスの小さな村のように演出しています。アルザスの定番品や食品が充実しているので、ツリーのオーナメントや焼菓子、ヴァン・ショー(ホットワイン)、アルザスの特産品、フォアグラ、豚肉、ワイン、パンデピスなど、特に、グルメが充実したマーケット。
木組みの家風の屋台のデザイン、アルザスの小さな村を演出した
『Place Jeanne d'Arc クリスマスマーケット』。
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アルザスの郷土菓子の“pain d’épices(パンデピス)”や、 “bredele(ブレデル)”。クリスマスには、いつも以上に出回り屋台でもたくさん見かけます。
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“MANALA(マナラ)”、“Linzer Torte(リンツァートルテ)”、“Kouglof(クグロフ)”、“Brezel(プレッツェル)”などなど、アルザスの郷土菓子が、たくさん!
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“Kouglof(クグロフ)”は、大きさ、風味、
たくさんの種類です。
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フランスのクリスマスマーケットで、
よく見かける、“Boules Mousse(ムースボール)”。
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生のフルーツを、チョコレートに漬け込んで、 串に刺したもの。とてもフレッシュ!!
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“VIN・CHAUD・Rouge(赤のホットワイン)”
カップは、プラスチック製で、ドイツのブーツ型の陶器と比べると、
少し、味気ないようですが、 このイラストは、1873年にコルマールで
生まれた画家「アンシ」のもの。 |
●『Place de l'Ancienne Douane(プラス・ド・ランシエンヌ・ドゥアーヌ)
のクリスマスマーケット』
コルマールの旧市街の中心、旧税関広場にあるクリスマスマーケット。“Fontaine Schwendi(シュウェンディの噴水)”の周り、水路沿いに、約50の屋台があります。ここでは、夜になるとショーを楽しむことができ、1480年に建てられた、旧税関の“Koïfhus
(コイフス)”の建物は、煌めくライトに彩られ、魔法のような雰囲気を演出します。伝統との両行のクリスマスの装飾を楽しく事が出来ます。主に、アルザス地方の名産品の陶器やアクセサリー、バッグなどがメインの屋台です。
歴史的な中世の建物、旧税関の“Koïfhus”のクリスマスマーケット側。
クリスマスの装飾とイルミネーションで、中世の雰囲気を魔法のように演出。
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暗闇の中に、屋台の明かりが浮かび上がって、 舞台のように見せる演出のイルミネーション。
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旧税関の“Koïfhus”の裏側周辺、水路に沿って並ぶ屋台。
夜は、煌びやかな、華やかなイルミネーションが灯されます。
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カラフルな木組みの街並みに、屋台の建物も、とても可愛い。
まさに、フランス的です。
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●『Marché en intérieur Koïfhus Artisans & Antiquités
(屋内市場 コイフス 工芸とアンティーク)のクリスマスマーケット』
“Koïfhus”の建物の中には、1階と2階に、屋内市場のクリスマスマーケットが開かれています。ここでは、作家やアーティストのハンドメイドの作品や、アンティークなども販売。また、アルザスのクリスマスに食べる小さなクッキー“bredele(ブレデル)”を販売する、BISCUITERIES(ビスキュイテリエ)や、ワインのお店も出店されています。
歴史的な中世の建物、旧税関の“Koïfhus”。 2階には、子供たちの想像力を育む博物館があり、骨董品、本、宝石類など、数多くの地元の職人、アーティストの方たちが出店しています。多くのアート作品、民芸品なども鑑賞、購入することができ、地元の陶芸家やガラス職人、家具職人、宝石商に会え、直接、購入出来ます。
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“Koïfhus”の2階の屋内市場。
地元の方が、自分自身のアート作品、ハンドメイド、その他いろいろなアイテムを、出展しています。アルザス地方、コルマールの沢山のデザインや、郷土品を見ることができます。
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真っ白なクリスマスツリーと、1階の屋内市場入口。
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“Koïfhus”の1階の屋内市場。
地元の方が、アンティーク、衣類、皮製品や、ハンドメイドなど、いろいろなアイテムを、出展しています。アルザス地方、コルマールの、郷土品を見ることができます。
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●『Petit Venise Marché de Noël des Enfants
(プティット・ヴェニーズ 子供のクリスマスマーケット)のクリスマスマーケット』
旧市街の“Quai de la Poissonnerie(ポワッソヌリ通り)”にある、クリスマスマーケット。ここは、映画『ハウルの動く城』の舞台となったところで、色とりどりの木組みの家が、運河沿いに一列に並んだ美しさが、イタリアの“ベニス”のようであるということから、“Petit Venise(プティ・ヴェニーズ)”と、言われています。この名前から付けられたクリスマスマーケット。ここは、子供のためのクリスマスマーケット。動物との触れ合うコーナーや、カルーセルの木馬のライドコースターがあったり、子供がよろこぶスウィーツの屋台など、あたたかな雰囲気で、楽しく過ごせるクリスマスマーケットです。
まるで、おとぎの国のような、小さな遊園地のような、
クリスマスマーケット。アトラクションも、クリスマス仕様の装飾です。
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日が暮れると、色鮮やかなイルミネーションで、
さらに、テーマパークのように!!
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クリッペの人形と動物は、電気で動くようです。
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子供の世界のような、可愛いつくりのクリスマスマーケット。
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子供の世界なので、沢山のスウィーツの屋台も! こちらは、マカロン専門。
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子供の世界なので、沢山のスウィーツの屋台も! ヌガーや、パンデピスなどなど・・・。
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アルザスの郷土菓子の“pain d’épices(パンデピス)”。
飾りも付いた、ブッシュドノエルのような形。
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