1584年、苦難の航海の末、リスボンにたどり着いた日本の天正遣欧少年使節団が、1ヶ月ほど滞在したイエズス会の教会。教会奥にある「サン・ジョアン・パブティスタ礼拝堂」は、瑠璃、めのうやモザイクで装飾された、リスボンでも有数の美しさを誇るチャペルとして知られ、イタリア・バロック芸術の傑作だといわれています。