【ダブルデッカーとブラック・キャブ】
お馴染みの赤い2階建てバス『ダブルデッカー』は、昔ながらのロンドンの名物です。ロンドンの隅々まで路線は行き届いており、2階席からは眺めもよく、ロンドンの街並みを楽しみながら移動できます。路線が多く、車内アナウンスもないですが、終夜運航しているルートなどもあり、慣れて乗りこなせれば、ロンドン市内を堪能できるほど、とても便利です。
ロンドンのバスはすべて赤色ですが、種類は色々あります。
◆ダブルデッカー
旧型(フロントが突出した車両)に代わり街を走る2階建てバス。運転手だけのワンマンカーで、乗車口は運転手横の前方ドアから、下車は中央の後方ドアから。
◆レッドアロー
1階建てのワンマンバス。郊外へ行く路線が多く、ロンドン中心部での運行は少ない。乗車口は運転手横の前方ドアから、下車は中央の後方ドアから。
◆ルートマスター
観光ルート9、15番を限定で走る、ロンドン名物の旧型2階建てバス。車体のフロント部分が突出しているのが特徴で、降車時にはボタンではなく、紐を引くなど、非常に味があります。
また、赤い2階建てバスと同様、ロンドンになくてはならない存在なのが、ロンドンタクシーでお馴染みの『ブラック・キャブ』。黒塗りのがっしりとした車体のタクシーですが、新型は少し丸みをおび、少し可愛げもありますが、クラシックな感じが、イギリスの紳士を思わせるイメージ。最近は、黒ではなく、カラフルにデザインを施されたものも多くなりました。
街中行き交う『ダブルデッカー』
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黒塗りの『ブラック・キャブ』
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