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France Rhone-Alpese【Lyon】
2023・2013
《Chocolaterie》《Pâtisserie》
【SÈVE】セーヴ
2023
黒と赤を基調としたスタイルの、デザインされたような美味しさ!・・
リヨン出身の、ショコラティエ・パティシエの職人「RICHARD SÈVE(リシャール・セーヴ)」氏のお店、『SÈVE(セーヴ)』。リヨンの街の新市街と旧市街を分けるように流れる“ソーヌ川”を臨める、穏やかな雰囲気にあるお店です。
1991年に設立して以来、現在は、このリヨンとその近郊の街に、6店舗展開されています。本店は、ポール・ボキューズの本店もある美食の街「CHAMPAGNE AU MONT D’OR(シャンパーニュ・オ・モンドール)店」。また、2017年10月18日に、リヨンの郊外のLimonest(リモネスト)という町に、『MUSCO』という、チョコレート博物館と“Bean to Bar(ビーントゥバー)”の工場をオープンされました。
ショコラティエ・パティシエの職人「RICHARD SÈVE(リシャール・セーヴ)」は、2000年代から、“フランスの最優秀ショコラティエ10人”として選出され、また
「Relais Desserts(ルレ・デセール)」のメンバーです。2020年7月には、フランス政府が発行するEPVのラベルを取得されており、社会的に貢献、非常に信頼のある、認められた会社に成長を遂げられています。
※“Bean to Bar(ビーントゥバー)”とは・・・、自社でカカオ豆からショコラまでの製造工程の全てを管理し、独自のチョコレートを作ることです。
※“Relais Desserts(ルレ・デセール)”とは・・・、1981年、フランスで設立された、19か国以上の約100の世界のトップパティシエ、ショコラティエが属する協会の事。「パティシエのエリート集団」「世界最高峰の洋菓子グループ」などとも評されます。
※“Entreprise du patrimoine vivant (EPV) のラベル”とは・・・、2005年に作成された、フランス経済財務省の権限の下で発行される公式のラベル。優れていると見なされる職人的および工業的ノウハウを持つフランス企業を区別するために発行されています。農業および漁業部門を除き、生産、加工、修理、または修復活動を行う企業が利用でき、5年間の更新可能な期間が与えられています。
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お店の周辺は、市場やレストランが集まり、調理道具や食材などを扱うお店も多い、リヨンらしい“食”の地域です。非常に賑やかな周辺ですが、お店の前は、旧市街との境目になるソーヌ川となり、太い大河なので、穏やかな雰囲気に包まれています。黒と赤を基調としたお店は、シックなイメージで、商品の清廉さが感じられます。
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フランスのショコラティエでも数少ない「Bean to bar(ビーントゥバー)」にて作られるショコラたち。BonbonChocolat、Tabletteなど、パティシエでもある「Richard Sève(リシャール・セーヴ)」ならではのショコラです。
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フランス菓子の焼き菓子、ショコラの焼き菓子など、さまざまな焼き菓子のアイテムが、高級店らしく、上品に陳列。ピンク色の焼き菓子が多く見られるはリヨンのお店の特徴です。「Praline rouge(プラリーヌ・ルージュ)」というリヨンの名物菓子を使用したお菓子です。
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『Pierres monts d’or ®』(ピエール・デ・モンドール ®)。1993年に作られた、有名なSÈVEの銘菓。フィユティーヌ仕立てのプラリネを、黄土色のメレンゲでコーティングし、中は柔らかく、外側はカリカリとしたとても美味しい仕上がりです。小さな袋入りから、大きなケース入り、お洒落なお土産用のケースなども、いろいろ選べます。
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『Tarte aux pralines rouges』(赤いプラリーヌのタルト)。真っ赤なプラリーヌと生クリームを合わせたものをタルト生地に流して焼いたお菓子が、“タルト・オ・プラリーヌ・ルージュ”。リヨンの郷土菓子です。1人用から、Bigサイズの10人用など、サイズ展開が豊富!
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『Tuiles aux plalines』(プラリーヌのチュイール)。フランスの極薄のクッキー“Tuiles(チュイール)”の、“Praline rouge(プラリーヌ・ルージュ)”仕立て。ピンク色のリヨン独特のプラリーヌと、アーモンドの粒が、薄いチュイールのクッキーの生地にたっぷり。こんがり香ばしく焼かれています。
※“Praline rouge(プラリーヌ・ルージュ)”とは・・・、リヨンの名物菓子で、「Praline rosé(プラリーヌ・ロゼ)」とも言われます。“Praline”とは、ローストしたアーモンドや、ヘーゼルナッツに加熱した砂糖を絡めて作られる糖菓ですが、リヨンのものは、ピンク色をしています。リヨンで“Praline”は、ピンク色が当たり前となっています。これは、リヨンで、いろいろなお菓子や料理に使われています。なぜピンク色なのかは、分かっていないそうです。
2013
ショコラトリー・パティスリー「SÈVE」 セーヴ
リヨンの街の新市街と旧市街を分けるように流れる“ソーヌ川”添いに、市場やレストランが多く集まる地域があります。その川沿いの通りに、黒を基調とした、ケーキとチョコレートのショップ『SÈVE』があります。パリで見るような、今風の洗練されたイメージのお店で、お菓子、商品自体も、とてもオリジナル性が高く、しっかりした味わいの、しっかりしたイメージのお菓子が、素敵に並びます。
とても、目を見張る、心を動かされる、お店です。
黒を基調としているので、店内は暗い感じですが、ガラスとミラーの使いあわせで、高級感があり、非常に商品がよく、キレイに見えます。お店のお菓子に合った、お店の作りとディスプレイ。さすがのお店に、もちろんお菓子の味わいも、間違いありません。
リヨンのこの場所のお店から、他にリヨン市内に2店舗、シャンパーニュ地方に1店舗あります。お客さんも、次々と入れ替わり、あまり大きくないお店に、次々とお客さんが入る、非常に人気のある、注目のお店。
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ソーヌ川に面する、静かなところ。
美味しさも抜群の、ショコラトリー・パティスリー。 -
ぎっしり並ぶ『マカロン』は、飛ぶように売れていきます。
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オリジナルのデザイン、味わい。珍しい『板チョコ』が並びます。