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France Alsace【Mulhouse】
2024 Noël
《Chocolaterie》《pâtisserie》
【cabosse】カボス
2024 Noël
「カカオの実」という名前のショコラトリー&パティスリー
ショコラとガトーのお店、『cabosse(カボス)』。紫色のオシャレな可愛い雰囲気のお店です。
“カボス”は、日本語では、柑橘類をイメージしますが、“cabosse”は、フランス語では、「カカオの実」のことを言います。“カカオの実”がブランド名のお店。オシャレなブランドマークもカカオの実がモチーフです。
店頭のガラス部分に記載の「Bastien Dangelser(バスティアン ダンゲルサー)」とは、このお店を作られたパティシエ。2016年9月、ミュルーズのこのお店を作られました。現在は、ミュルーズの近郊の街「リックスハイム」と、『muscade』というレストランも併設した「アルトキルシュ」の3つのブティックを展開されています。21歳でパティシエとなり、24歳でMaîtrePâtissierの資格を取得されたというBastien Dangelser氏。あたたかい雰囲気のお店やショコラ、お菓子を見ると、熱意や情熱が非常に感じられます。
店内には、ミュルーズらしいアルザスのお菓子をはじめ、ショコラや焼き菓子、ケーキなど、丁寧に作られたアイテムが並んでいます。
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クリスマスにデコレーションされた店頭やショーウィンドウは、とてもステキなアルザスの雰囲気。濃い紫色のお店の外観に、ラベンダー色のような薄い紫のテントは、オシャレな新しいブティックの雰囲気を感じます。
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gâteauxのショーケース。“芸術的な作品”と謳われているgâteauxは、フランス菓子として定番のものや、オリジナルのものが彩り多く揃えられ、たくさんの種類のpetit-gâteauや、ホールサイズのentremets。また、macaronや、cake(型で焼いたパウンドケーキ)も、揃っています。
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chocolatのショーケースには、キレイに整列された、約25種類のBonbon chocolats。marrons glacés(マロングラッセ)や、クリスマスアイテムの、sapin de Noël(クリスマスツリー)や、棒付きのショコラなども・・・。
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ガラスポットにはCHOCOLAT À LA CASSÉ(割チョコ)。ダーク、ミルク、ホワイトのチョコに、ヘーゼルナッツ、アーモンド、ピスタチオ、オレンジのコンフィ、ドライライス、胡麻、レーズン、生姜、フランボワーズ、クランベリー、スペキュロス、クリスパールなど・・・、彩りよく、豪快な仕上げに!いろいろなショコラ、ギモーヴ、フルーツのピール、クッキーやビスケットの焼き菓子などなど・・・。買いやすく、食べやすい、パッケージやサイズ感。
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アルザス地方では、12/6の「聖ニコラウスの日」になると、マナラを食べるという伝統があります。ブリオッシュ生地で、人形の形をしたパンが、アルザスの街では、クリスマスが近づくと、PâtisserieやBoulangerie、Chocolatierなど、いろいろなところで、この人形型のパンが見られるようになります。形やデザイン、風味は、お店により様々、バリエーションがとても豊富です。この人形の形は、男の子表したもの。『MANALA』は、アルザス語で“男の子”を意味するそうです。
カゴの中に『MANALA』がてんこ盛りに・・・。 -
⬅ 一般的に定番は、「NATURE(プレーン)」と「PÉPITES DE CHOCOLAT(ブロックチョコ)」。
「CRUMBLE AMANDE CANNELLE(アーモンドシナモンクラムブル)」は、お店のオリジナルの味わい。