ニースは、「コート・ダ・ジュール」の中心地です。 人口、約34万人。フランスで５番目の都市です。 他の地から「コート・ダ・ジュール」に入るときは、まずここに来ます。 ニースは、「コート・ダ・ジュール」の入場門のような存在です。

19世紀の王侯貴族の避寒地として賑わってきたニースは、 世界各国からヴァカンスを過ごすために訪れる、高級リゾート地です。 3.5Kmほどの海沿いの遊歩道「プロムナード・デザングレ」は、海風をまともに受け、 太陽の光をまともに浴びます。レストランやカフェ、カジノ、高級ホテルが建ち並び、 散歩やジョギング、日光浴をしている人々の姿でいっぱいです。

また、旧市街と新市街の狭間には、街の中心でもある美しい「マセナ広場」。海岸から、国鉄「ニース・ヴィル」駅に向かう「ジャン・メドゥサン通り」には、 デパートや飲食店が建ち並び、ショップが連なり、地元の人々や観光客で常に賑わいでいます。 このように、コート・ダ・ジュールの中心都市である一面もあります。

また、旧市街の方へ行くと、ニースがかつて漁港だった頃の古い素朴な街並みが、 今でも残っています。曲がりくねった細い路地が続き、 チーズや魚などを売る小さな店がひしめき合っています。ニースの、 庶民的な古い街並みの一面です。

いろんな一面をもったところがまた、ニースの魅力のすべてです。

ニース中心部「マセナ公園」[2018] ▲クリックで拡大します。▲
	『プロムナード・デザングレ』[2018] ▲クリックで拡大します。▲

ニース中心部「マセナ公園」[2005] ▲クリックで拡大します。▲