ショコラトリー・パティスリーのご紹介

France Paris 編

ショコラトリー
「LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE MANUFACTURE À PARIS」
ル・ショコラ アラン・デュカス マニュファクチュール・ア・パリ
                                                   2017 11区

 “ALAIN DUCASSE(アラン・デュカス)”氏は、世界各地でレストランを経営する、フランス料理界の巨匠と言われる方です。史上最年少で、3つ星を獲得し、ミシュランから異なる国で3つ星を獲得したのは、世界初のシェフだそうです。そんな、“ALAIN DUCASSE”氏が、2013年、カカオ豆の仕入れから、焙煎、商品作りまで行う工房を併設したチョコレート専門店
『LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE MANUFACTURE À PARIS(ル・ショコラ アラン・デュカス マニュファクチュール・ア・パリ)』
をオープンさせました。料理人でありながら、「ガストン・ルノートル氏」に製菓を学んだ経験もあり、チョコレートについては、非常に詳しいそうです。
 場所は、パリの11区、バスティーユ広場の直ぐ近く、ロケット通りに面したところで、この辺りは、昔、職人の町として栄えた場所のようで、自動車修理工場を改装させ、工房にしたそうです。

 “MANUFACTURE(マニュファクチュール)”は、“手仕事”を意味するそうで、コンセプトは、「チョコレートがどのように作られ、消費者の手に届くのか、その流れを伝えること」。チョコレートの注目度がいっそう高まってきた今、必要であると思ったそうです。
 320㎡の店舗は、ショコラトリーとしては珍しく、ノスタルジックな、少し変わった雰囲気。これも、アンティーク品の蒐集家でもある、“ALAIN DUCASSE”氏のセンス、こだわりだそうです。

 


ロケット通りに面した入り口。
オランジュリー(温室)用の鉄の柵を飾り、工房への入り口です。
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鉄の柵をくぐると、中庭があり、お店と、工房。
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自動車工場だった物件を、チョコレート製造所に改装されたそうで、
鉄材が多く使われた、格好いい、男前な雰囲気のお店。
重圧感もあり、品もあります。
真ん中のショーケースは、第二次世界大戦前の
フランス国立銀行で使われていた机を活用したものだそうです。
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お店からは窓越しに、工房の製造風景が見えます。
お店の奥にも、工房は続き、
40人くらいのスタッフで、成っているそうです。
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53種類もの、ジッパー付きの袋に入ったタブレット・ド・ショコラ
メイン商品の一つで、アンティークの棚に、ズラリ。
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“デュカスさん”のこだわりのチョコレートの型も、
ディスプレイされています。
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ガラスのドームのケースに入れられたディスプレイ
タブレットも、とてもステキです。
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お店の照明は、軍用船で、使われていたもの
だそうです。

タブレット・ド・ショコラ
『MENDIANT LACTÉ  / NOUGATINE & FLEUR DE SEL


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