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France Bretagne【Rennes】
2019
《chocolaterie》《patisserie》
【Maison LARNICOL】メゾン・ラルニコル
『g』のマークが目印の、ブルターニュのショコラトリー
フランス・ナントの街、フランクリン通りに、1997年、“ヴィンセント・ゲレー氏”によりOPENした、ショコラトリー『Vincent Guerlais(ヴィンセント・ゲレー)』。 2007年には、ナント郊外に、研究室を開設したのち、「Relias Desserts (ルレ・デセール)」のメンバーに入られました。現在は、ナントに2店舗、ナント郊外に2店舗で、4店舗あります。このお店は、その発祥となった、本店です。 とても大きなお店で、周りにも色々なお店がありますが、一際、何か違う異空間のような雰囲気が立ちこめています。ショップを見ても、並ぶお菓子やパッケージを見ても、洗練されたセンスを感じます。ショコラやガトーなど、甘味を抑えている・・、とかだけの話しではなく、形や盛り付けなどのデザイン性も伴い、味も見た目も、一般では比べものにならないほど、秀でるものがあります。すべてが整ったバランス、最近では、ここまでのお店に巡り合うのは、なかなか珍しい、そんな感覚でした。 いつも、「パティシエのマークのあるお店は、間違いは無い・・」、と言っても過言でない、間違いなく美味しいものに巡り合える気がしますが、このマークがいわゆる「Relias Desserts」のメンバーである証です。 ※「Relias Desserts(ルレ・デセール)」とは・・・、1981年フランスで創設された、名のある菓子職人、及びその組織する協会のこと。最高級のスイーツを想う、パティシエ、ショコラティエの、それぞれが持つ、トップレベルの知識や技術をもとに、より良い、質の高いお菓子を作るための、意見交換を主な目的としています。会員になるためには難しい資格条件があり、基準をクリアしないとなれません。現役の会員2名から推薦を受け、菓子作りの実習試験に合格しなければなりません。そのため、メンバーには、フランス最優秀職人賞(M.O.F)の受賞者、クープ・ド・モンド優勝者、年間最優秀パティシエ、イギリス王室御用達、など一流の地位や名誉を与えられている、現在、世界19ヶ国から集まった、パティシエやショコラティエたちです。会長はパリのフレデリック・カッセル、副会長はピエール・エルメだそうです。
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『g』のマークのお店『Maison LARNICOL』。
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ショコラの量り売りをメインに、ペーストやメレンゲ菓子、クッキーなどの袋詰め。お店の中は、たっぷり!
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ブルターニュのクッキー『GALETTES BRETONNES(ガレットブルトンヌ)』や、 ブルターニュ名産のそば粉のガレット『GALETTES SARRASIN』など、あまりの種類の多さと、フランスのガレットの本場の風情です。
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『KOUIGNETTES(登録商標)(クイネット)』;“LARNICOL”の看板商品。
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とても繊細で可愛い立体チョコ。