France Côte de l'Atlantique 編


【Saint-Émilion】サンテミリオン

 「ボルドーワイン」として、ボルドー近郊のワインの銘柄でも、特に名高い、極上の赤ワインの故郷である「サンテミリオン」。そこは、永遠と続くブドウ畑に囲まれた、丘の上の小さな村。今でも、中世の面影がはっきりと残り、城壁に囲まれ、大きな石畳の、急な坂道・・・、フランスらしいのどかな空気が流れています。

 そんなサンテミリオンには、1620年からの歴史を持つ、伝統の銘菓があります。修道院で作られていたと言われるその銘菓「マカロン」は、最近人気のカラフルなマカロンとは違い、アーモンドの粉と卵白、砂糖だけで作った、しっとりとした生地に、表面はサクッとした、懐かしい素朴な味わいのお菓子です。これは、もともと、サンテミリオンの村は、17世紀、ブドウ畑の前は、アーモンドの木が多く、そのアーモンドを使ったお菓子として、この「マカロン」が生まれたそうです。

ブドウ畑に囲まれた、丘の上の小さな村。
『サンテミリオン』。
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サンテミリオンの銘菓『マカロン』


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