チェコレートの街・ヨーロッパの街並み

France Côte de l'Atlantique 編 〜Saint-Émilion〜


【ブドウ畑とシャトー】

 「ボルドー」と聞いて、まず思い浮かぶのは、赤ワイン・・・が多いですが、ボルドーの市街から少し外れると、その近郊には、11万haものブドウ畑が広がる、世界でも最大級のワインの生産地です。それも、ガロンヌ川が運んできた土砂の堆積が土壌や地層を肥沃にしたことと、温暖な気候が、ブドウ畑に非常に最適なエリアとなったことが、大きな理由のようです。
その中でも、芳醇な赤ワイン、上質な産地として、特に知られる「サンテミリオン」。小高い丘の周辺には、絵に描いたようなブドウ畑が、あたり一面に広がります。

そして、そこには、数多くのワインの醸造所『シャトー』があり、そこで、ブドウの栽培からワインの製造、瓶詰めまで行われています。ボルドーのワインが市場でも非常に多く、有名なので、大規模工場のような醸造所を想像しがちですが、全く違い、個人的規模で、造り手の日々の努力と情熱によって、こつこつ丁寧に作り上げられます。ブドウ畑の状態から、製造過程において、少しの違いで、全く違う味わいのワインに仕上がる、この造り手の拘りや工夫も、ボルドーワインが名高い理由なのでしょう。

一面に広がるブドウ畑
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熟成中のワイン樽が並ぶ、サンテミリオンの地下カーヴ
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