Portugal Sintra 編


【Portugal】シントラ

 リスボンから北西へ28km、日帰りの観光地としても人気が高い“シントラ”の街。深い緑の木々にしっとりと覆われたシントラの山系、ところどころに見え隠れする豪奢な城館。夏の避暑地として王侯貴族に愛され、かつての英国詩人バイロンが“エデンの園”と称えた街です。

 7〜8世紀頃に築かれたムーア人の城が街の起源とされ、1147年にアフォンソ・エンリケスによりポルトガルに併合されて以降は、王家の宮殿や貴族らの荘園が置かれ、文化の中心地としても繁栄しました。

 この、緑深い山間に豪奢な城館が見え隠れし、王宮を中心に貴族やお金持ちの別荘が点在する、この調和する文化的景観の美しさは、1995年世界遺産に登録されました。

 ユーラシア大陸最西端の「ロカ岬」へ最も近い街のひとつでもあり、拠点にもなっています。

緑豊かな自然と、豪奢な邸宅群が美しく調和する街並み
▲クリックで拡大します。▲

戻る