Portugal Sintra 編


【ペナ宮】

 標高529mの山頂に聳え立つ宮殿で、有名なドイツのノイシュヴァンシュタイン城の建築を命じたルートヴィヒ2世のいとこにあたる“フェルナンド2世”が着工し、実施には、死後、1580年に完成しました。ドイツから建築家を呼び寄せ、イスラム、ゴシック、ルネッサンス、ムデハル、バロック、マヌエルなど、多彩な建築様式が混在する複合建築で、人工美の結晶のように、周囲の自然と不思議な調和を成す、幻想的な印象を与えています。この鮮やかな色彩は、まるで“おとぎの城”のようです。
 頂上のペナ宮からの、標高500mの展望は、ポルトガル国内随一の眺望とされています。

“おとぎの城”を思わせるような創り
▲クリックで拡大します。▲
宮殿敷地内の庭園
▲クリックで拡大します。▲

戻る