France Alsace【Strasbourg】 2019 Noël・2008 《pâtisserie》
【NAEGEL】ネゲル


2019 Noël

いつも行列が絶えない・・・、ストラスブールきってのお菓子の老舗店

ストラスブールのパティスリーといえば・・・、ですぐに名前が出てくるほど、有名で代表的な『NAEGEL』(ネゲル)。ストラスブールの旧市街、大聖堂から近くの歴史的中心部、“オルフェーヴル通り”にあり、この辺りは、地元の人も、観光客も多く、いつもかなり賑わっています。
『NAEGEL』(ネゲル)は、1927年創業の老舗パティスリー。90年以上、3世代に渡るパティシエが、受け継がれてきたそうです。道路に面したショーウィンドウにずらりと並べられた数々のお菓子は、誰もが圧倒されるほどの、迫力です。そのお菓子は、アルザス伝統の郷土菓子、ガトー、ショコラ、ヴィエノワズリー、パン、クッキー、サンドイッチやお惣菜、パイやキッシュ、アイスクリーム・・・などなど、ありとあらゆる、数々のアイテム。
もともと、創業当時から手掛けたのは、ミートパイだったそうで、『La Fameuse Tourte NAEGEL(美味しいネゲルパイ)』は、ストラスブールの住民は、知らない人がいないほど、有名のようです。
とにかく、いつ行ってもお店の中から人が溢れている状態。お店から行列がずらりと続き、お店の中も外も、ごった返した状態です。


2008

Pâtisserie(パティスリー)『NAEGEL』ネゲル

ストラスブールきっての老舗のお菓子屋さんといえば、「ネゲル」。店内は、老舗らしい様相で、アルザスのお菓子をはじめとし、たくさんのお菓子と人でいっぱいです。
ここの有名なお菓子といえば、『Berawecka(ベラヴェッカ)』。これは、アルザス独特の発酵菓子で、アルザス語で「洋なしのパン」という意味で、必ず干した洋なしなどのドライフルーツ類やナッツ類をたっぷりと使い、リキュールなどにつけ込んでおいたものにスパイスを加え、発酵生地に混ぜて焼いたお菓子。本来はクリスマスに食べるお菓子です。また、フルーツのタルトなどフルーツを使ったお菓子が人気で、流れるように売れていくお菓子は、落ち着くところ無く動き、いつも新鮮そのものです。


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