France Alsace 2019 Noël 【Strasbourg】ストラスブール


ストラスブールの“Marché de noël”・・・「Capitale de Noël」

フランスで、クリスマスマーケット(Marché de noël)の本場といえば、アルザス地方。その中心都市の、ストラスブールは、フランスの「クリスマスの首都」、「クリスマスツリー発祥の地」といわれています。また、1570年から続く、フランス最古、ヨーロッパでも最大級です。とても人気で、毎年、世界中から、200万人の人が訪れます。(2017年度の「Best Christmas Markets in Europe」(ヨーロッパのベストクリスマスマーケット)では、2位に選ばれました。)
イル川に囲まれた中洲の旧市街全体が、テーマパークのようになり、至る所で、クリスマスマーケットが開かれ、大きなツリーが飾られます。非常に賑やかで、華やかです。

以下は、代表的なクリスマスマーケット・ツリーの広場です。
①カテドラル広場 / ②ブログリ広場 /  ③クレベール広場 / ④マルシェ・ガヨ広場 / ⑤シャトー広場


①『Place de la Cathédrale(カテドラル広場)』のクリスマスマーケット

ノートルダム大聖堂。ヴォージュの山から切り出した赤色砂岩で造られた優雅な大聖堂は、ストラスブールの象徴とも言える存在です。天気や時間帯によって変わる様々な表情は、見る者を魅了させます。そんな大聖堂の元で開催されるマーケットは、ストラスブールのクリスマスマーケットの代表的存在。イルミネーションに彩られた屋台と、ライトアップされた大聖堂とのコラボレーションは、あまりにもロマンティックで、心を打たれる風景です。


②『Place Broglie(ブログリ広場)』のクリスマスマーケット

ストラスブールのクリスマスマーケットで最も古い歴史をもつ、オペラ座(L'Opera national du Rhin)の前にあるブログリ広場のクリスマスマーケット。メリーゴーランドが置かれ、何十もの屋台で埋め尽くされた広場は、とてもレトロな雰囲気です。ブレデル(クッキー)やパン・デピス(スパイスの効いたクッキーやケーキ)などのクリスマスの伝統菓子、ヴァンショー(ホットワイン)、ショコラやクレープ、シュクルートやシュペッツレといったアルザス料理に、クリスマスのオーナメントやキャンドル、ハンドメイドのアクセサリーなど、何もかものお店が、ズラリと並びます。


③『Place Kléber(クレーベル広場)』のクリスマスツリー

周辺にデパートや、さまざまな商業施設が並ぶクレベール広場周辺は、ストラスブール一番の繁華街です。グルメや雑貨などの屋台もありますが、ここは、巨大なクリスマスツリー。天使やキャンドル、星などのモチーフで飾られたクリスマスツリーは、華やでありながら、アルザスらしい素朴な温かみを感じます。ここには、臨時スケート場も、設置されています。


④『Place du Marché Gayot(マルシェ・ガヨ広場)』のクリスマスツリー

隠れ家のような広場。落ち着いたレストランや、カフェに囲まれたところに、しっとり落ち着いたクリスマスツリーがありました。とてもフランス的で、アルザスらしい、ほのぼのとした雰囲気です。


⑤『Place du Château(シャトー広場)』のクリスマスマーケット

大聖堂の横にある広場。“カテドラル広場①”のすぐ近くですが、メリーゴーランドや、オーナメントの専門店もあり、色々な屋台や、イベント会場もある、充実したクリスマスマーケット。横目に見る大聖堂と、クリスマスの雰囲気が、満喫できます。


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