チューリッヒから電車で約１時間30分位の「マイエンフェルト」は、人口2400人ほどの小さな村、『アルプスの少女ハイジ』の故郷として知られたところです。

この「マイエンフェルト」を歩くと、美しい山並み、緑豊かな牧草地に羊の群れなど、『アルプスの少女ハイジ』の原作者ヨハンナ・シュピリが愛した世界が雄大に広がり、それは、山小屋や、草原など、『アルプスの少女ハイジ』の数々の印象的なシーンがよみがえる景色です。
物語をたどるハイキングコース“ハイジの道”は、ヨハンナ・シュピリを記念して建てられた『ハイジの泉』、ハイジが冬の間滞在した村のモデル『ハイジのドルフ』あたりまでを周遊する赤の道と、『アルプスの少女ハイジ』で最も印象的な山頂の山小屋と草原まで登る青の道があり、ハイジの舞台を一周する散歩道となっています。『ハイジのドルフ』は、ハイジが暮らした家を再現したハイジの生活を伝える博物館『ハイジのハウス』や、ハイジグッズやお土産が買える『ハイジショップ』、ミニ牧場など、ハイジの世界を体感できるちょっとした自然型テーマパークのようになっています。

「ハイジドルフ」内の、ヤギのミニ牧場 ▲クリックで拡大します。▲

博物館になっている「ハイジハウス」 ▲クリックで拡大します。▲