【Matterhorn】マッターホルン
標高4478mのスイス アルプスの女王『マッターホルン』は、独特の山頂の突峰の形が有名で、名前の「ホルン(Horn)」は、アイスクリームをスプーンでしゃくったような形からきたものです。この角錐状突峰は、氷河の移動によって岩盤が削られる「氷食」という自然現象によってできたものです。あまりにも急峻なピラミッド型をした山は、登頂不可能とされてきましたが、現在では、標高1620mのツェルマットを基地として登頂するルートが一般的となり、毎年夏になると、マッターホルンの頂きを目指す登山家たちが世界中からやってきます。
ひときわ目立ってそびえるマッターホルンは、見る角度によって表情を変えるため、ツェルマットから、登山電車やロープウェイ、ケーブルカーなどを乗り継いで、様々なルートでの展望台があります。
世界で最も高い位置にあることで有名なのが、『クライン・マッターホルン』の展望台。標高3883mのところまでロープウェイを乗り継いで行くことが出来、マッターホルンを一番身近で眺めることが出来るスポットです。ただ、午前中の姿が一番美しく、午後になると決まっているかのように雲がかかります。
真っ白なゴルナー氷河の上を運行するロープウェイから見る景色は、迫力満点で、あたり周辺は、夏でも雪が残る銀世界で、年中滑れるアルプス最大のスキー場で有名です。
展望台「クライン・マッターホルン」から・・・ マッターホルンは、雲の中・・・
▲クリックで拡大します。▲
|
ロープウェイの下の「ゴルナー氷河」
▲クリックで拡大します。▲
|
|