シェーンブルン宮殿
「ハプスブルク家」の歴史ドラマを今に伝える、マリア・テレジア・イエローも壮麗な宮殿、これが『シェーンブルン宮殿』です。
パリのヴェルサイユ宮殿に匹敵する離宮を、というレオポルト1世の命令で1696年より約18年かかり完成させました。その後、今日の美しい姿になったのは、マリア・テレジアの時代に、建築家ニコラウス・パッカシによって、大規模な改築をされたときです。
その後は、ハプスブルク家の夏の離宮として使用され、ナポレオンの占領やウィーン会議、フランツ・ヨーゼフ1世の死など、数々の歴史的ドラマの舞台となってきました。
外観はバロック様式、内部はオーストリア独特のロココ様式で飾られ、広大な庭園の一角には温室や動物園、湧き水のでる泉のある庭園、「グロリッテ」と呼ばれる丘の上にそびえる休憩所など、織りなされた歴史ドラマを身近に感じることができます。
全ての造りが、「ハプスブルク家」の織りなしたドラマを、劇的に美しく感じます。
正門からの本殿。 ▲クリックで拡大します。▲
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グロリッテから見た庭園と本殿。 ▲クリックで拡大します。▲
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丘の上にそびえる「グロリッテ」。 ▲クリックで拡大します。▲
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庭園の緑と、マリア・テレジア・イエローの明るい黄色の外観(本殿)。
▲クリックで拡大します。▲
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