【チボリ公園】
市庁舎と中央駅の間、緑、自然豊かな土地にテーマパークの草分けともいえるチボリ公園がオープンしたのは1843年。デンマーク王室の衛兵で外交官でもあったゲオー・カーステンセンが、市民の誰もが利用できる憩いの場の必要性を訴え、当時の国王、クリスチャン8世から借り受けた土地に公園を開設したのが始まりです。カーステンセンの友人だったアンデルセンもしばしば公園を訪れては、ここで童話の構想を練ったと言われています。また、ウォルト・ディスニーが、夫人と一緒に来園し、その理念に感銘を受けて造ったのがディスニーランドです。
開園当初、メリーゴーランドとジェットコースターのふたつだけだった乗り物も現在は24アイテムにまで拡充され、家族連れから、若者まで、万人が楽しめるアトラクションが揃っています。アーティストの公演が行われるホールやシアターなどのエンターテイメント施設、水族館、バラエティーに富んだ人気の40軒以上ものレストランもあり、開園から深夜の閉園まで一日中、楽しむ人々で賑わっています。
年間の入園者は、約370万人。北欧一のアミューズメント施設でありながら、緑豊かな園内は、昔ながらの遊園地の郷愁にあふれ、チボリならではの魅力です。
風格あるエントランスは、19世紀末の建築
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