【Finlande】ヘルシンキ
フィンランドはスカンジナビア半島の内側、バルト海の一番奥に位置し、日本から最も近いヨーロッパの国です。「ムーミン」や「サンタクロース」の故郷としても知られる国です。国土の8割が森林と、18万以上もの湖沼などの自然から成る大自然の国です。また、スウェーデンやロシアによる支配の後、ようやく1917年、独立を遂げた、波乱の歴史をも感じさせる建造物や、近代的な文化、自然が共存する、若い国です。ヘルシンキは、バルト海東部、フィンランド湾に面した小さな半島に位置する、このような国“フィンランド”の首都。独特の雰囲気を醸し出す、北欧の街です。
フィンランドの起源は、1550年、スウェーデン王国のグスタフ・ヴァーサの命令によって貿易の拠点として作られたことですが、1812年に首都となった以降、都市整備が開始され、緑地や公園が街の30%を占めるゆったりとした区画に、有名なネオ・クラシック様式の建物が次々と建てられ、現在の「バルト海の乙女」と呼ばれる、自然と調和した機能的で美しい街となりました。
北欧の人々はコーヒー好きですが、中でもフィンランドは、コーヒーの消費量が世界一とされています。『カフヴィタウコ』と言われる、いわゆるコーヒーブレイクの時間があり、1日15分のコーヒーブレークタイムを法律が保障しているそうです。また、日本でも当然のようにある「サウナ」やレストランの「ヴァイキング形式」なども、本拠地はフィンランドです。
ヘルシンキのメインストリート『エスプラナーディ』。 中央部分が、緑豊かな公園になっていて、様々なイベントなども行われます。
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独特の風情もある、ヘルシンキの“トラム”。 市内張り巡らされていて、とても便利。
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