France Paris 2019 Noël / 7区 《chocolaterie》
【François Pralus】フランソワ・プラリュ


2019 Noël/7区

人気の『La Praluline』のショコラトリー。

“Maître Chocolatier(メートル・ショコラティエ)”として有名で、フランス最優秀職人賞(M.O.F)も受賞されている“François Pralus(フランソワ・プラリュ)”氏のショコラトリー、『François Pralus』(フランソワ・プラリュ)です。
“ショコラティエ”は、チョコレート職人のことですが、“メートル・ショコラティエ”とは、カカオ豆から独自で調合し、チョコレートを作る職人のことをいいます。
この『François Pralus』(フランソワ・プラリュ)の銘菓、“La Praluline(プラリュリーヌ)”とは、1955年に、同じく“M.O.F”の“François Pralus”氏の父である、“Auguste Pralus(オーギュスト・プラリュ)”氏が作られたもので、バラ色に色づけされた砂糖でコーティングしたアーモンドや、ヘーゼルナッツの“Pralines(プラリーヌ)”を、ふんだんに使った、特別なブリオッシュのことです。これは、土曜日には、1000個以上売れるお店もある、人気の銘菓です。
“François Pralus”氏は、リヨンのショコラティエ『BERNACHON(ベルナシオン)』で研修していた時、自分でチョコレートを作りたいと思い始めたそうです。現在では、優秀な“メートル・ショコラティエ”で、自分でチョコレートを作る、フランスでも数少ない一人です。“ロアンヌ”にある工場では、毎年150トン近くの『François Pralus』のチョコレートが作られているようです。
チョコレートは、現在、あらゆる有名なパティシエやショコラティエで使われており、主に“ピエール・エルメ”や、“ラデュレ”、“ジャン・ポール・エヴァン”などでも、取引があるようです。
『François Pralus』(フランソワ・プラリュ)は、現在13店舗あり、パリには4店舗、ここは、7区の、地下鉄ODEON駅の近くのお店です。

※“Pralines(プラリーヌ)”とは、リヨンの銘菓の1つで、粒アーモンドに赤い糖液を絡めた、
『Pralines Lyonnaises』(プラリーヌ・リヨネーズ)です。


コラム一覧に戻る