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France Paris
2022 Noël / 7区
《chocolaterie》
【CHAPON】シャポン
2022 Noël/7区
お洒落でカワイイ、こだわり抜かれた美味しいショコラ。
1986年創業の『CHAPON(シャポン)』。パッケージデザインに特徴があり、空港や百貨店などで、とてもよく見かける「Patrice Chapon(パトリス・シャポン)」氏のChocolatier(ショコラティエ)です。パリと郊外に7店舗を構え、アメリカとカナダにも、取扱店舗があるようです。
当初、Patrice Chapon氏はバッキンガム宮殿のためにアイスクリームとシャーベットを作っていたそうです。そして何よりもまず、「世界をグルメ・食道楽に変えることが好き」だったことから、どんな食材も、すべてを魅力的なグラッセに変え、人々は喜びと感動でいっぱいに・・・。この経験から、感性とセンスが磨かれ、24歳でチョコレート職人になり、そして、30年以上のキャリアを積みながら、パリで愛され続ける、綺麗で美味しいこの『CHAPON』のショコラが生み出されています。
Patrice Chapon氏のキーワードは、“幼少時代”。パッケージなどに見られるレトロな雰囲気の3人の男の子のイメージキャラクターも、ここから来ているようですが、自分の子供時代に忠実であり続けるために、自身が世界中を回り、カカオの産地へ足を運び、生産者とコミニュケーションを取りながら、その年、その季節、その場所でしか収穫できないカカオを、選定されています。
2012年に整備された3000㎡の「l’Atelier de Torrefaction(焙煎のアトリエ)」は、自身のショコラを作るために、カカオの加工に必要な昔の機械を集めるために何年も研究し、その修復に2年間を費やすなど、こだわり抜かれたもので、「Bean to Bar(ビーントゥバー)」と呼ばれる、自社でカカオ豆からショコラまでの製造工程の全てを管理し、独自のチョコレートを作られています。
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パリの7区のお店。
【CHAPON ET LA CHOCOLATERIE DU BAC】(シャポンとBAC通りのチョコレート屋)。“BAC通り”にある、このお店の住所が合わせて表記!とてもユニークですよね!
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CHAPON氏の始まりだった、アイスクリームとシャーベットは、現在も作られ、店頭の冷凍ケースの中に・・・。いろいろなフルーツやショコラ、キャラメルなど、20種類くらい・・・とても多彩なフレーバー。
立て看板には、受賞歴。この他にも、『Salon du Chocolat Paris』では、2003年と2006年にはグランプリを受賞、2016年には最優秀タブレット賞を受賞・・・など、数々の権威ある賞を受賞されています。 -
『Bar à mousses aux chocolats(ショコラムースバー)』。CHAPON氏は、アイスクリーム職人としての才能と、ショコラへの愛情を掛け合わせ、“Bar à mousses aux chocolats”を作られました。これは登録商標で、2006年に『Salon du Chocolat』のために開発。収穫に応じたショコラの5つの産地を選べるそうです。“子供の頃の夢のバー”を作られました。
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「Bean to Bar」 の工程で作られるプラリネやガナッシュなどのボンボンショコラ。様々なこだわりのフレーバーが、素晴らしく並ぶショコラのショーケスです。お店では、好きなショコラを、こだわりのデザインや形のコフレから選んだ、好きなコフレに詰めてもらえます。
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独特のデザインで眼を惹き、数々の受賞歴もある、とても有名な『Tablettes』のシリーズ。空港の免税店や百貨店などでもよく見かけます。産地別のカカオのシリーズや、フルーツやナッツをデコレーションした、フレーバータイプなど・・・。とてもカラフルですが、アンティークな雰囲気で、なんともいえない上品さ。
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とっても素敵な『Sapin Noël(クリスマスツリー)』。ショコラとナッツのデコレーション。
とっても可愛く、お洒落、あたたかいイメージ・・・。
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ボンボンショコラを詰めてもらって、とってもお洒落な、素敵なギフトに!
【ブランドマークの3人の少年】
キーワードの「幼少時代」から、少年時代の心を忘れず、創作し続けるCHAPON氏。それを体現するためのデザインなのだそうです。・・・シャポンのカカオ箱を誇らしげに持っている3人の男の子を、迷宮の入り口に戻るための、いたずらなアリアドネの糸のようなイメージに・・・。レトロな雰囲気の、心を惹かれるような愛らしさです。