France Paris 2022 / 3区 《confiserie》
【MÉERT】メール


2022/3区

世界最古のコンフィズリー、“Gaufres”の老舗店。

世界最古のコンフィズリーのひとつで知られる『MÉERT(メール)』。フランス北部、ベルギーとの国境の町「リール」で生まれ、本店を構える、1761年創業の“Gaufres(ゴーフル)”の老舗店です。
パリには2店舗、3区のマレ地区のお店と、7区のサンジェルマン地区にあるデパート『Le Bon Marché(ル・ボン・マルシェ)』の中にあります。リールの本店は、1839年にオープンされたもので、アンティークな雰囲気、歴史を感じる豪華な建物に、パティスリーの他、レストランやカフェも併設されています。また、リールよりさらにベルギーに近いフランスの町「ルーベ」にも、ブラッセリーとしてお店があります。パリのこのお店は、マレ地区のお店。賑やかな大通りでなく、中に入った静かな場所に、レトロな雰囲気の佇まい。小さなお店ですが、内装もアンティークで、『MÉERT』らしい独特な雰囲気が漂っています。
1849年以来、このお店の象徴となる銘菓“Gaufres(ゴーフル)”は、200年近く、変わらぬレシピで受け継がれているそうです。“ゴーフル”とは、“ワッフル”のことで、ワッフルでは有名なベルギーに近い町から生まれた・・・ということに、なるほど・・・、納得できます。


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