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France Paris
2023 Noël / 7区
《chocolaterie》
【ALLÉNO & RIVOIRE】アレノ&リヴォワール
2023 Noël/7区
人と地球のために、より良い健康的なショコラを追求・・・。
エッフェル塔からも近く、Paris7区のグルメストリートとして親しまれる、有名な石畳の歩行者天国「Rue Cler(クレール通り)」があります。色々なショップやCafé、レストランなどが集まり、活気があり、パリらしい庶民的な雰囲気。そこから、少し小路にそれたところのショコラティエ『ALLÉNO & RIVOIRE(アレノ&リヴォワール)』。2021年12月16日に「Rue du Champ de Mars(シャン・ド・マルス通り)」にOPENされたお店です。外観、シックで控えめでありながら、まるでブティックのような雰囲気、この「Rue du Champ de Mars」に溶け込むようでした。
このChocolatier『ALLÉNO & RIVOIRE』は、フランス人の有名な三つ星シェフの「Yannick Alléno(ヤニック・アレノ)」氏と、Alléno氏のレストラン「Pavillon Ledoyen」のシェフパティシエだった「Aurélien Rivoire(オーレリアン・リヴォワール)」のチョコレート職人でなかった2人がタッグを組んで生まれた、新しいショコラティエです。お店の名前は、この2人の名前から付けられました。
「人と地球のために、より良い健康的なチョコレートを追求し、クリエイティブに取り組むこと」を念頭に、砂糖をできる限り取り除き、代わりに白樺の樹液からとった“白樺水”を使っているそうです。その白樺樹液由来の糖分は、完全にオーガニックで純粋なもの。GI値が非常に低いため体にも良く、また、フィンランドにある生態系に配慮した森林から採水されているため、CO2排出量の抑制にも役立っているそうです。この“白樺水”は、「Aurélien Rivoire」氏の仕事への取り組みの柱となっているそうです。数年間の研究の後、「砂糖は取り除いたが、美味しさは取り除かなかった」と言われる言葉には、人と地球にとってより健康的な、新しい時代のChocolatsへの道が開かれたのだと感じられます。
店内には、この“sans sucre(シュガーレス)”の“白樺水”により作られた、また、あらゆる原料を厳選、工夫を凝らし作られている、ChocolatsやConfitsなどのアイテムが、とてもお洒落なフォルムで、陳列されています。商品一つ一つにこだわりと理由がありそうです。この商品、すべてがそうなのだと考えると、“驚き”だけでは片付けられない、そしてこれからも楽しみなショコラティエです。
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2021年12月、7区の「Rue du Champ de Mars(シャン・ド・マルス通り)」にOPENされたお店、1号店。現在は、2023年10月にOPENされた2つのお店、6区の2号店と、デパート『GALERIES LAFAYETTE』のグルメ館にも展開されています。
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店内は2部屋になっており、入って直ぐの手前側は、大理石の仕様で、高級感あふれる雰囲気です。壁面にある商品棚には、こだわりのギフト商品が見られます。
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『Trèfles』(トレッフル;“クローバー”)のショーケース。情熱をもってクリエイトされたチョコレートの中に詰められるソースと、新鮮な素材を用いた季節の味、6つの風味が楽しめるショコラ。
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店内の奥の部屋。シックでクールな雰囲気、とても落ち着いた空間です。様々な『Tablette(板チョコ)』や、こだわりの『Confits de fruits(フルーツのコンフィ)』をメインにディスプレイ。
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砂糖を使わない『Confits de fruits(フルーツのコンフィ)』。フランス菓子の概念が変わりそうです・・・。
ショコラでコーティングされているものもあります。 -
『Confit d’ananas(アナナスのコンフィ)』が、オススメだそうです。