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France Paris
2025 / 17区
《chocolaterie》
【Au Bonbon Royal Chocolatier】
オ・ボンボン・ロワイヤル・ショコラティエ
2025/17区
パリの17区、閑静な街にたたずむ、
フランスの伝統を感じるショコラティエ・・・
Parisの17区、パリ北西部で、パリ中心部からは北の外れ、とても静かなところです。パリの中でも有数の高級住宅地です。そこにトラディショナルな雰囲気の『Au Bonbon Royal Chocolatier(オ・ボンボン・ロワイヤル・ショコラティエ)』があります。フランスらしい伝統を感じる、ひっそりとたたずむこのショコラティエは、もともと19世紀末に創業されました。そして、1992年に、Parisで生まれ、Paris郊外のシュブルーズ渓谷で育った「Philippe Ploquin(フィリップ・プロカン)」氏に引き継がれました。そして、家族経営されています。
2000年に『ショコラ』という映画がありましたが、その撮影用にチョコレートを提供し、女優にこの仕事を紹介したのが、このお店のようです。
2018年には、息子の「Pierre(ピエール)」氏が、このチョコレート業界に進み、ビジネスやショコラ、菓子について学び、資格を取得。数々の一流企業で勤めた後、家族経営に加わることを決意されました。そして、2022年にParisの16区の歴史あるブティック“Confiserie Saint Pierre”を引き継ぎ、『Au Bonbon Royal Chocolatier』の2号店が誕生。そして、親子2人で、Paris近郊の街“Asnières-sur-Seine”に、店舗の近くに生産研究所を設立されました。現在も、Pierre氏によって、6名の従業員とともに、家族経営を続けられています。
とても落ち着いた雰囲気の店内。アンティーク調のブラックウッドに統一された店内は、ショコラや焼き菓子、フランスの郷土菓子などが並び、今では懐かしい気持ちになる、昔ながらのフランスのショコラティエです。ショコラやフランス菓子などがどれも丁寧にひとつひとつ手作りされている・・・だけでなく、お店全体が手作り・・・のような、とてもあたたかな雰囲気に包まれています。“古き良きParis”、時代を越えてParis魅力を感じる、とても贅沢なひととき・・・。
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Paris17区、とても静かなところにたたずむ、トラディショナルなChocolatier。
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アンティーク調のブラックウッドなショーケース。ダークとミルクのショコラを基調としたBonbonChocolatsは、シンプルでクラシカルなものが並び、トレーとしてゴールドの正方形の缶が並んでいる風情は、昔からのフランスの文化や考えのような・・・、不思議な気持ちになる、そんな空間です。
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ショーウィンドウに、ずらりと並ぶのは、BarreタイプのBouchées。見た目はシンプルでも、中は、ガナッシュだけでなく、いろいろなフランス菓子などが、チョコレートでコーティングされたもの。フレーバーの種類が豊富で、見入ってしまいます。全部で23種類。
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ショーウィンドウの23種類のBarreタイプ、味わいにこだわり、丁寧に手作りされたBouchéesたち・・・。
こちらは、7本入りのBOX、
『Coffret de 7 bouchées』。 -
『PALET BRETON』(ブルトンの丸いクッキー) と、
『GALETTE CHOCOLAT AU LAIT』(ミルクチョコのガレット)。 -
香ばしいガレットとミルクチョコは、絶対的な美味しさ。また、シンプルなブルトンのクッキーは、全く甘みの無い、小麦とバターの香ばしさがしっかり効いたガレット。ショコラやペーストなどと合わせる為のガレットです。
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『FINGERS AMANDE / VANILLE』(フィンガークッキー アーモンド/バニラ) 。
スタッフのマダムにオススメいただいた、細長いフィンガークッキー。小麦とバターがしっかり効いた、非常に香ばしく、フランスの美味しいガレット。ザックリしたしっかりと歯ごたえのある食感で、アーモンドの粒入りは、さらにザクザク感がUP。