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France Paris
2025 / 11区
《chocolaterie》
【URSA MAJOR】ウルサ・マヨール
2025/11区
宇宙や天体の世界を、ChocolatとChocolatierで感じる・・・・
Parisの11区、パリ北東部で、とても有名なバスティーユ広場やレピュブリック広場があるのが、この11区。お店やレストランが集まる趣のある地域です。そこに2021年にOpenした、キレイな藍色の新鋭Chocolatier、『URSA MAJOR(ウルサ・マヨール)』。三姉妹でショコラの創作、生産、流通までもを行う、家族経営のショコラティエです。「Eva/Anouk Bouillaut(エヴァ/アヌーク・ブイヨー)」の2人が、この11区の工房とお店を担当し、「Julie Bouillaut(ジュリー・ブイヨー)」は、ナントのスタジオで、ビジュアルや情報を担当されています。店名の“URSA MAJOR”とは、ラテン語で“おおぐま座”の事を指し、“おおきな熊”を意味するそうです。幼い頃から抱いていた宇宙への憧れが、ショコラにもお店にも強く反映された、三姉妹の情熱と夢が形になった空間、そのもの・・・。
とてもクリーンでスッキリした、不思議な気持ちになるような店内。ショコラへの拘りは、20年以上ものチョコレート業界における経験から、「細心の注意と時間と喜びを込めて作られた高品質の製品を提供したい」という願いとともに、一粒一粒すべてに表れています。一年を通して、旬の新鮮なフルーツのみを使用した、オリジナルレシピを開発しているそうで、常に、旬のフルーツのショコラも楽しめます。
古くから伝わる“フランス人の情熱や拘り”を、今の時代にも感じる、Parisの新しいChocolatier。
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キレイな藍色の新鋭Chocolatier、『URSA MAJOR』。
白を基調とした店内は、とてもクリーンなスッキリとした雰囲気。正面には、ガラスのショーケース、そして奥には、ガラス張りの工房が広がります。 -
きれいなキッチリ並べられた正方形のスチール缶に、正方形もしくは、宇宙をイメージした半球体のショコラがキレイに整列・・・。ショコラの個々の名前には、「HUBBLE」「APOLLO」「SOYOUZ」などなど・・・、フランス語に関わらず、世界の国々の天体や宇宙に関する言葉が付けられています。純粋で芳醇な風味、丁寧に仕上げられた食感。薄く繊細なコーティング、天然着色料を用いられた手作業によるデコレーション。鮮やかで繊細、そして豊かな味わいに拘ったペーストやガナッシュ。丸み、サクサク感、とろけるような食感、酸味、濃厚さなど、原材料のそれぞれの持ち味を最大限に表現・・・、三姉妹の職人としての経験と、素直な強い想いから出来上がるショコラの一粒たち・・・。
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ショコラを詰め合わせるコフレの他、ショコラとパッケージがリンクされた、天体や宇宙をイメージしたコフレなど、洗練されたデザインで、見入ってしまう・・・、スタイリッシュで、食べてしまうのがもったいないような、キレイなショコラのコフレたち・・・。
『SYSTÈME SOLAIRE(太陽系)』、『GEMMES(宝石)』、『1/2LUNAISON(太陰月)』。ショコラのデコレーションにも、しっかり表現されています。
詰合せ用のコフレも、単に“何個入り”ではなく、それぞれに星座の名前が付けられていました。星座の大きさに比例しているようです。120個入り;GRANDE OURSE (おおぐま座)、60個入り;PÉGASE (ペガスス座)など・・・。 -
天体や宇宙をイメージされたパッケージやディスプレイ。壁面一面には、型にも中身にも、パッケージにも拘った『Tablettes』など・・・。
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お店の奥の工房。ガラス張りの工房は、とてもキレイに管理され、手作り、手作業の様子が覗えます。
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16個入りの『COFFRET GEMMES』(宝石箱)。“宝石のコレクション”とされたコフレには、ツヤツヤのキレイな鉱物に見立てたショコラ。ベストセラーの4種類のレシピを使われています。